死にたがりのブルー




「村野瞬、クソすぎ」




約束の13時。



予定通り待ち合わせた私たちはその足で一通り見たいお店を回って買い物を済ませ、今は近くのファミレスで休憩中。




オレンジジュースが入ったドリンクバーのグラスを片手に眉間にシワを寄せる舞の言葉に10回くらい頷きたい気持ちを抑えて、とりあえず5回くらい首を縦に振ってみる。




「あんなの好きだった自分が恥ずかしいよ…」




「まあいい勉強だったってことにしとけば?」




「う、うーん…」





「いいじゃん。今は早川がいるんだし」




「そうだけど、別に好きあって付き合ったわけじゃないし。成り行き?みたいなものだし…」




「そんなこと言って、悪い気してないくせに」




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