また会えるその日まで。

私達が居ることは

私が居て、大河が居て、勇人が居て、佑太が居る。
これが普通だった。
それが当たり前じゃなくなってしまうのは重々承知していた。
なぜなら、佑太とは中学で別れるというのは決まってたから。
なのに…何でなの?神様は意地悪だよ。幼なじみ二人を別れさせてさ。
六年の始めに決めてたんだよ?
佑太のお別れ会。
でも…運命は決まってるんだ。
誰にも逆らえないから。
またね!二人共、また必ず会おうね!
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