言い出せない気持ち

むかっときた私は

「「だってーお姉ちゃん(夏希)大好きだもーん」」




あ!

「さすが双子、声も揃うか。」

感心してる春はほっておいて!それよりも!!


「久しぶりに声揃ったねー!」
「だね〜」

私は…久しぶりにお姉ちゃんと声が揃ったことに感激している!




「はぁ…姉、妹離れはまだ、だめだな。こりゃ」

呆れてる春を横目に見ながら私はお姉ちゃんに、髪を結んでもらっていた



「今日は……フィッシュボーンという髪型なんていかがでしょうか?お客様。」

「いいわねぇ〜、じゃあ、フィッシュボーンとやらでお願いしま〜す」


毎朝恒例の私たち茶番!

この時間が、なにげに好きなんよねぇ〜。





それに、お姉ちゃんは美容師を目指してるから私の髪はいい実験台になるんだって。


だから中学の頃はよく羨ましがれたなー『え、これお姉ちゃんがやってくれたの!?プロ級じゃん!』ってね。






なので私の髪型はいつもいい感じなんですよ〜

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