好きなんて…言えない
あ、そういえば私捻挫してたんだった
忘れてた〜!
「その顔は忘れてたって顔だな」
にやっと笑いながら言ってきた騎士。
「…ばれたか……。」
あ、保健室意外と近くにあるんだ!
すぐそこに保健室があった。
──コンコンッ
「失礼しまーす」
騎士がそう言ってドアを開けると…
綺麗な女の子が1人座っていた。
「…あ、あの先生は今職員室に……」
女の子が戸惑ってる感じで喋った
「あ!同じ1年生だよね!!」
女の子が付けている名札を見て私が、思わず叫んだ
「ビクッ)…あっ、はいぃ」
しっ、しまった!
友達になろうと思ってたのにビビらせてしまったー…
「こらなな、ビビらすな。
えっと、捻挫したんだけどテーピングするものってどこにあるかな?」