好きなんて…言えない




「うん…私の友達。」


由良はとっても良い子で私は友達になれて良かったと思ってる…けど、、けどさ…

『それって、なな辛くない…の?』


私が本当は思ってしまっていたことを美桜が優しく聞いてきた


「っー……辛い…っ………。」

あーそうかぁ…私は辛かったんだ、



そんな汚い想いを誰かに話してしまいたくて…でも汚いなんて思われたくないって心の中でブレーキをかけてたんだ。



「好きだったよぉ…っ!ずっと…!なんで私のこと好きになってくんないのー!騎士の…ばぁかー!……ずずっ…。」

途中で涙が出てきて鼻水も出てきた私はティッシュをとってひどい顔面をふいた。




『うんうん…辛かったね。私はね?ななに……ずずっずっ…』





「ってえーー!?美桜!…泣いてるの?」

『うぅー…そうだよ泣けてきちゃったよおー!』



ななのせいなんだからねっ!?…は、嘘だけど…。
と、可愛らしく言った美桜がちょっとおかしくて私に笑顔がもれた。
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