今来むと~あやどるの百人一首小説第2弾~
今来むと
☆☆☆
サクサクサク、と霜柱の上を歩く。
冬も本格的に深まってきた師走のこと、外は肌寒い。
あたし、園田 柚衣(そのだ ゆい)は、彼氏の宮内 珖(みやうち こう)と帰路を歩いていた。
「そろそろ着いちゃうね...。」
「だな。...あのさ、柚衣」
珖に袖を引かれる。
サクサクサク、と霜柱の上を歩く。
冬も本格的に深まってきた師走のこと、外は肌寒い。
あたし、園田 柚衣(そのだ ゆい)は、彼氏の宮内 珖(みやうち こう)と帰路を歩いていた。
「そろそろ着いちゃうね...。」
「だな。...あのさ、柚衣」
珖に袖を引かれる。
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