今来むと~あやどるの百人一首小説第2弾~
きょとんとして首を傾げると、いきなりキスされた。


そして不敵に微笑むと、こう言ったのだ。


「今日の夜、公園集合な。2人で抜け出して会おーぜ!...10時にな」


かぁっと赤面する。

珖も照れているのか、じゃぁな、と行って帰ってしまった。


頬がまだ熱い。熱を含んで、心臓は飛び出しそうに脈打っていた。


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