唯川歌穂のホラー実体験。
まず…声が聞こえました。

その時は友達2人と私の3人で歩いていました。

そして学校につき、校門をくぐりいざ下駄箱へ行こうとしました。

その学校は休日の部活がある日は3年の下駄箱のみ開放されます。

3年の下駄箱は渡り廊下の下を通らなければなりません。

そこを通り抜けようとして歩いた時でした。

どこからか声が聞こえました。

〝はーい〟高い大人の女性の声。

〝はい〟低い男性の声。

という声が。

まるで脳に直接響いてくるようなそんな感じでした。

驚いた私は慌てて下から渡り廊下を確認して見てもどこの渡り廊下も窓は何１つ空いていません。

それに聞こえてすぐ確認しても誰もいなかったので謎でした。

「ねえ、mちゃん、sちゃん。いま〝はーい〟っていう声聞こえなかった？」

わからないままはいやだったので友達に聞きました。

すると答えはこうでした。

「声？」

何をいっているのというように聞いてくる。

「え。ほら、いま高い声と低い声で言ってなかった？」

慌てて言うと、

「声なんて聞こえてないけど…？」

3人、固まりました。
















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