見えない・・心

···知らない部屋


目を覚ますと・・・
頭っ・・・いたっ・・・
ここは・どこ・・見たことない部屋・・
ホテルか‥‥

俺が、頭を抱えてると・・・
「う~んっ‥‥なにっ‥‥」
と、女の人の声に
「なっ、なに?だれ?」
自分の姿を確認すると・・まさか・・・
女の方も覗いてみると・・
なにも・・身に付けてない・・・
ただ、裸で寝たわけではなさそう・・
身体に倦怠感がある・・

はあ・・と、自分に情けなくなり
シャワーをして
着替えてから
テーブルにお金を置いて部屋を出た。

俺は、親父に会いたくはなかったが
家に戻った。

親父に会うことはなく
自分のベットでひたすら寝た。

目が覚めたときは、
翌日の夕方になっていた。
空腹な俺は、何か食べようと外にでた。


食べながら・・
あれは、本当に親父と・・榎音・・?
・・と、事を考えながら

それにしても・・あの女は・・だれ?
と、考えていると・・・

ダチから、ライン・・
『理人、大丈夫か?
持ち帰りされたみたいだが・・』
はあ?持ちかえり?
『だれか、わかる?』
『あ〰️、大学の時から理人狙いの娘で、
俺ら、止めたのに
お前、一緒に出ていくからさ』
『マジで?』
『で、やったの?』
『ああ〰️、たぶん。』
『まじで?はぁ・・』
『目が覚めて、びっくりして帰った。』
『あははっ、逃げた。』
『人の事とか、思って。』
『まあな、でも、気をつけろよ。』
はあ、と溜息と共に顔をあげると

窓の外‥‥
・・・おや・じ····と···かの・・ん

二人は、手を繋いで
笑いながら、時には顔をつけたり
親父は、愛しそうに榎音をみつめ
榎音は、頬を染めながら
親父を受け入れている・・

いったい、どうなっている?
二人は、いつから?
俺は、騙されていたのか?
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