(完)その可愛さ、ほんと困るよ?続編



「…ひ…か」


「ひーめーかー」


「わっ!!」


本に集中してて、奏に呼ばれてることに気づかなかった!


「なっ、なに?」


「何回も呼んだのにー。」


そ、そんなにかい?


「‥それはごめん。それで、なに?」


「ひま。構って?」


え??もしかして、甘えてる感じかな?
素直にいいよ。って言わないのが私の悪い所


「…いや」


「おねがい。」

こ、子犬みたいた目っ。

何それ、めっちゃ可愛いよー❢


「やだ」


アー!!やっちゃった!!

ほんとはいいよって言いたいのに。


私はほんとに馬鹿だ。


心の中で落ち込んでいると、

いきなり膝の上にゴロンとかなでの頭が乗っかった。



「ッえ!な、なに!??」


「構ってくれないならこのままでいていい?」



いきなり膝枕とかハードルがー!!!

てか急にとか心臓に悪いー!!


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