(完)その可愛さ、ほんと困るよ?続編
一旦旅館から出て二分くらい歩いたところにコンビニがあったので、そこで買うことに。
姫華の好きなお菓子をわかる程度選んで買った。
「これで、少しは機嫌治るといいなぁ」
お菓子の袋を持って姫華のもとに急いで戻る。
部屋の扉を開け中に入ると、すすり泣く声が聞こえた。
…え??なんか泣いてる???
あ!小説見て感動の部分があったのかな?
そう思って襖を開けると、
ガラガラっ
襖をあけた瞬間、すぐに何かが抱きついてきた。
「‥え??姫華??どうしたの?」
明らかに小説で泣いたんじゃないってことはわかった。
震えてるし。
とりあえず、抱きしめ返す。