(完)その可愛さ、ほんと困るよ?続編


「姫華?」

名前を呼ぶと、抱きついていた腕を少し離すと、俺の顔を見上げた。


ん??なんだろ


「…っ大好き!大好きだよ、奏」


っ!!!!



不意打ちすぎ!!



不意打ちすぎだよ姫華!!



不意打ちはずるい!
その大好きはずるい!
可愛いのずるい!←え?





大好きだけ言ってまた抱きつく姫華


恥ずかしいかったのか俺の首筋に顔を埋める。


言われたままは嫌だな。俺も言いたいもん


今だ照れているであろう姫華の顔に手を添え俺の方を向かせると俺は姫華を見つめる。


「えーっと///…な、なーに?」


恥ずかしいのか目線を下に下げた。


「姫華」


恥ずかしいのか、名前を読んでも俺を見ようとしない。


「ひーめか?」



「ひめちゃんこっち見て?」




ひめちゃんと呼ぶと顔を真っ赤にしながら俺を見る。

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