(完)その可愛さ、ほんと困るよ?続編

お粥を作っていると

ガチャ

リビングの扉が開いた音がした。

扉の方に目を向けると

姫華が半泣きでそこに立っていた。


ーーーーっえ!?な、なんで泣いてるの??

「…ふえっ‥かなで…っ」

慌てて鍋の火を消して姫華に駆け寄ると

ギューッとしがみついてきた。

「っ姫華??どうしたの??なんで泣いてんの??」

「…ふっ‥起きたら…かなでが‥いなかった…からっっさみしくて‥.っ」




どうやら起きた姫華は横を見たら俺が居なくて寂しくて泣いたってことか。
ごめんな。姫華


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