あずゆづ。
初めて見たときは
ゆづくんの筋肉のことで頭がいっぱいだった。
でも気づけば筋肉じゃなくて『ゆづくん』を見ていた。
初めての感覚に、自分でもどうしたらいいかわからなかった。
けど、傍にいてわかった。
私は、こんなにもゆづくんが大好きだったんだって。
いつしか筋肉フェチで
『ゆづくんの筋肉』に夢中になっていた私は……
『ゆづくん』に夢中になっておりました。
勘違い、利害の一致から一緒にいるようになった私たちだったけど。
今ではもう
秘密を守るためでも、スケッチするためでもなく。
ただひたすらに、今この時を
一緒にいたいって思うようになっていった。