あずゆづ。
***
「いっただっきまあ~しゅ!!」
元気よく声を出してから、テーブルに並べられた朝食をフォークで食べる梓。
俺はそんなこいつの姿をじーっと見つめていた。
よく、そんな平気でいられるものだ。
なにせ、自分の体が幼稚園児のように縮こまっているのだから。
なのに、目の前の恋人は
悠長に人の作った朝飯をかっこんでおいしそうに笑っていた。
「おいひい~っ」
「黙って食え」
「ゆづくんはたべないの??」
「それどころじゃねーだろ」
ったくこいつは…人の気も知らねえで。
はあ、とため息をついた時だった。
「ゆづくん」
「んだよさっきからうっせーな……」
ギンッと梓に視線をうつすと。
「いっただっきまあ~しゅ!!」
元気よく声を出してから、テーブルに並べられた朝食をフォークで食べる梓。
俺はそんなこいつの姿をじーっと見つめていた。
よく、そんな平気でいられるものだ。
なにせ、自分の体が幼稚園児のように縮こまっているのだから。
なのに、目の前の恋人は
悠長に人の作った朝飯をかっこんでおいしそうに笑っていた。
「おいひい~っ」
「黙って食え」
「ゆづくんはたべないの??」
「それどころじゃねーだろ」
ったくこいつは…人の気も知らねえで。
はあ、とため息をついた時だった。
「ゆづくん」
「んだよさっきからうっせーな……」
ギンッと梓に視線をうつすと。