鏡の世界の裏側 *・゚引き離された双子゚・*


彼女は少し考えてから言った。


「何か目的があったんじゃないのかしら?
強い思いでも無いとここには来れないわ。」


...私はなんのために来たのだろうか?


「...強い思い?」


「ええ。もっとこの世界を見てきたら?何か分かるかも。」


「そうだね!そうするよ!ありがとう!」


私は風のように走っていったと思う。

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