12時の鐘で消えた王子様
〜再会〜







「レン!こっちこっち〜!」




桜の花びらが満開になっている下で私はレンに手を振った。



「礼夢、はしゃぎすぎ。」




レンは少し呆れたように言った。




普通の人が聞いたら本気で呆れていると思われる声。






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