12時の鐘で消えた王子様







その状態から数秒後、私はやっと今起こっていることを理解することができた。




私は、王子くんに抱き締められていた。




どうしていいか、わからなくなった。




「………………」




上手く声が出ない。




そして、次の瞬間。






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