12時の鐘で消えた王子様







唇に、柔らかく、暖かいものが当たった。




「っ!!?」




突然のことに驚きすぎて益々声が出ない。




こ、これって……!




「んんっ!」




息ができない……!




やっとのことで唇が離された。






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