12時の鐘で消えた王子様







レンっ!?




予想外の出来事に驚く私。




「おまえ、礼夢の何なの?」




「俺?俺は……」




王子は少しの間考えると、私の手を取っている手とは反対の手で、私の顎をクイッと上げて───────






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