12時の鐘で消えた王子様







すると、寧々は察したように言った。




「あ、もしかして恋の相談?」




ギクッ!




やっぱ寧々は鋭いなぁ。




「ま、まぁね。あ、私じゃなくて友達なんだけどね!な、なんか、友達が10年前好きだった人に最近再会したんだって!そしたらいきなりキ……」






< 42 / 160 >

この作品をシェア

pagetop