12時の鐘で消えた王子様







そう言うレンを見る。




よかった、いつものレンだ。




そのことにまた、ホッとする。




「置いてくからな。」




「あ、待ってよ~!」




不思議な気持ちを胸に抱きながら、レンを追いかけた。






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