12時の鐘で消えた王子様







お母さんはとても陽気で、娘の私でも友達感覚で話してくる。




「ただいま、お母さん。」




手を洗い、冷蔵庫の中からトマトジュースを取り出すと自分の部屋へと向かった。




トマトジュースを飲みながらテレビをつけようとするとスマホの着信音が聞こえた。






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