12時の鐘で消えた王子様







ふぇっ!?え、な、なんで!!?




「うわっめんど」




レンが窓の前に堂々と立って下を見下ろしながら言う。




「キャー!見て、レンよー!」




「本当だ!あの噂は本当だったんだね!」




窓から見えたレンに女子は興奮して、歓声の声が大きくなる。




「レンくんの人気、中学より増してない?」






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