12時の鐘で消えた王子様







スクバのミニポケットの中からスマホを取る。




スマホの画面には、『寧々』と表示されていた。




寧々は中学からの友達で、同じ高校に通っている。




「もしもし、寧々~?どしたの~?」




電話越しに寧々の声が聞こえる。






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