必ず、お前を守ってやる!
お隣りさん
「ご苦労様です。」
「ふぅ…全部運び終わった。疲れた…。まぁ、明後日は、入学式だし早く片付けしないと。」
私の名前は、日野彩香。明後日からこの国でも有名な名門校白鳥高校の高校一年生になります!
あぁ頑張って受験勉強して良かった。
それに白鳥高校の制服がめっちゃ可愛くて制服目当てで受験する人もいるみたい。まっ私もその一人なんだけどね。
これから楽しい高校lifeが私をまっている!
たくさん友達をつくって、部活に精一杯打ち込んで、
彼氏とかもできたりするのかな?
充実した高校生活にするぞ。
てっヤバい。早く片付けしないと終わんない。
よし、まずは、このダンボールをっと。何これ、腹巻き?こんなのいらないのに、お母さん心配性だな。
こっちは、部屋着か。でこれは、勉強道具。こんなの今日中になんか終わんないよ~‼
そういえば、お隣さんは、どんな人なんだろう?
ここに来る前に買ったカステラを持っていこうかな?
よし、会いに行ってみよう。
私は、自分の家を出て隣りの家のチャイムを押した。
ピーンポーン
すると出てきたのは…
「はい?」
目付きが狼のように鋭く、耳には、ピアス。歳は、私よりも上だと思う。髪は、黒くて、部屋の中からタバコの臭いが充満していた。
「えっと、あの…わっ私は、きっ今日、引っ越してきた日野彩香と申します。えっと…これつまらないものですが、これどうぞ…。」
「どうも」
ガチャ
怖っ。てか、柄悪くない!?ていうか名前すら名乗らなかったし、有り得ない!
どうしよう。私、隣の不良と仲良くやっていけるかな?
てか、まともに話すことできるかな。
不安な気持ちで私は、部屋に戻った。
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