過保護な騎士団長の絶対愛
「考え?」
「シッ! これはガイル様に謀反を起こすのと同じことになりますが……。ユリウス様の侍女だった者として、最後にけじめをつけさせて欲しいのです」
ここに閉じ込められている以上、何もできないことが歯がゆくてならなかった。
「私に、私にせめてなにかできることはない?」
「はい。あなたにできることはユリウス様を心から信じ貫くことです」
サランのその言葉に、ララは力強く頷いた。
「シッ! これはガイル様に謀反を起こすのと同じことになりますが……。ユリウス様の侍女だった者として、最後にけじめをつけさせて欲しいのです」
ここに閉じ込められている以上、何もできないことが歯がゆくてならなかった。
「私に、私にせめてなにかできることはない?」
「はい。あなたにできることはユリウス様を心から信じ貫くことです」
サランのその言葉に、ララは力強く頷いた。