原始人よ、こんにちは。
ここはどこ⁉︎
とある会社に勤める佐野陽子。
明日使う資料を上司にとってきてほしいと頼まれる。
昼食を済ませて。
「どうして私に頼むかな!他にも暇そうにしてる女子社員いくらでもいるのに」
とブツブツ言いながら資料室に足を運ぶ。
資料室に着いて、ドアを開け前に歩こうとしたら...。
いきなり床が抜けて、真っ暗闇の中を滑り落ちてしまった。
「きゃあー、なにこれー‼︎ 一体どうなってんのよー、ちょっとー、誰かー‼︎」
ジェットコースターより怖い、暗闇を突き進む。
暗闇を突き進むところまでは、覚えていたが。恐怖に押しつぶされて気絶してしまった陽子。
真っ暗闇からなんとか抜け出し、陽子は草むらで気絶していた。
「んー、あいたたた!」
と目が覚めた陽子。
「ん?私生きてる!あんな暗闇の中落ち続けたのに」
と周りを見る。見知らぬ場所に来てしまったことに気づく。
「えっ、ここどこ?来たことないし、草しかないじゃん!建物も人もいない。もしかして、ここは無人島‼︎‼︎‼︎ ちょっと勘弁してよー」
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