恋を教えてくれた君と恋を思い出させてくれた君。
その後話をして話疲れて、聞き疲れて。隼人も私も寝落ちした


──朝、目が覚めた。
カーテンから漏れる光が暖かくて、眩しくて、目がちょっとチカチカする

私「隼人はまだ起きてないか」

んーっ…と大きく伸びをする
そして、ベットから出て、着替えて、顔を洗った

…目が腫れてる。
あかい。目が充血してる。冷まさなきゃ。

隼人はんーっとかなんとか…まあ、寝言を言っていた
まだ、朝の3時だもんね。
流石に起きないか…
そんなことを思っていた。
寝言を聞きながら目を冷やしていたら。

龍崎「んーっ…ゆう、き…」

寝言で隼人に呼ばれた。
つい、ん?と返事をしてしまった

龍崎「まもる、からぁ…」

『守るから』?

龍崎「んーぅ…むにゃむにゃ…」

おい、守るからなんなんだよ?そう思った
まあ、いっか。

龍崎「すき…」

ん?今なんつった?すき?なに?え?これ聞き流していいの?

一人でテンパった。
恋バナをするのも、好きって人から聞くのも、久々だから。

まあ、このことについては何も、聞かない方がいいんだろうな。と思いこのことは聞かなかったことにした



そして数分後、隼人が起きた
また暇だからとずっと話をしていた
それが毎日続いていた
全然、嫌だと思わなかった
むしろたのしくて、電話しない方が嫌になるくらいだった。

この時、私はひさびさに幸せだな。そう思った
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