レンタル魔法少女
元々比較的露出度高いセクシー系の衣装だけど、独自のアレンジを加えて乱れまくってる。
まあそんな事より、仕事を終わらせなきゃ。
私は杖をもう一振する。
親子の姿が光の中に消えた。
「よーし、ご飯代ゲット~」
手のひらにコロンと二つの赤い石が乗った。
この世界での通貨だ。これで大体百五十円ほど。
まあ、コンビニでオニギリくらいは買えるでしょ。
私はポケットに石を滑り込ませた。
これが私の一つ目の仕事。
嫌な人間族や魔法族をお金に変えて、生活費を手に入れる。
効率的な方法でしょ?
私を見下す奴らが悪いんだし、お金になりたくないなら余計な事を最初からしなきゃ良い話だし。
向こうの自業自得だ。
そして、二つ目の仕事は……
「魔ー法ー少ー女ーーーっ!!」
「げ」