レンタル魔法少女

元々比較的露出度高いセクシー系の衣装だけど、独自のアレンジを加えて乱れまくってる。

まあそんな事より、仕事を終わらせなきゃ。

私は杖をもう一振する。

親子の姿が光の中に消えた。


「よーし、ご飯代ゲット~」


手のひらにコロンと二つの赤い石が乗った。

この世界での通貨だ。これで大体百五十円ほど。

まあ、コンビニでオニギリくらいは買えるでしょ。

私はポケットに石を滑り込ませた。



これが私の一つ目の仕事。

嫌な人間族や魔法族をお金に変えて、生活費を手に入れる。

効率的な方法でしょ?

私を見下す奴らが悪いんだし、お金になりたくないなら余計な事を最初からしなきゃ良い話だし。

向こうの自業自得だ。

そして、二つ目の仕事は……


「魔ー法ー少ー女ーーーっ!!」

「げ」

< 6 / 11 >

この作品をシェア

pagetop