通学電車、下車後。
告白翌日、彼の返事。
私の自宅駅のホームに、織田君と下車するなんて。
……どうしよう?
織田君は、緩めに私の手を握っている。
解散したくはないんだけど、織田君も同じかな?
斜め後ろから見える顎のラインがスキ。
向かいのホームには人がいるけれど、こっちのホームには誰もいない。
緩めの手をギュッとしてみたら、織田君が振り向く。
「……なに」
「ごめん、痛かった?」
「んーん」
織田君は、少し恥ずかしそうにしながら、「照れる」と言った。
「照れるよね、私も同じ…」
「な」
恥ずかしい。恥ずかしい。
でも、もう少し近づきたいって思ってるの。
欲張りなこと言ったら、きらわれちゃうかな。
せっかく、一緒にいてくれてるのに……。
……どうしよう?
織田君は、緩めに私の手を握っている。
解散したくはないんだけど、織田君も同じかな?
斜め後ろから見える顎のラインがスキ。
向かいのホームには人がいるけれど、こっちのホームには誰もいない。
緩めの手をギュッとしてみたら、織田君が振り向く。
「……なに」
「ごめん、痛かった?」
「んーん」
織田君は、少し恥ずかしそうにしながら、「照れる」と言った。
「照れるよね、私も同じ…」
「な」
恥ずかしい。恥ずかしい。
でも、もう少し近づきたいって思ってるの。
欲張りなこと言ったら、きらわれちゃうかな。
せっかく、一緒にいてくれてるのに……。
< 1 / 4 >