私を拾ってくれませんか?

そう思い、家と家の間に入り身を潜めた。


ちょっとだけ、休憩しよう。



私は、ゆっくり目を閉じた。



これからどうしよう。


行くあてなんてもちろんない。



ただ、あそこから、あの人達から逃げたくて。離れたくて。




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