やりなおしちゃってもいいんですか?
それから3日が経った。

朝、身支度を整え1階に降りるといつものように彩ちゃんと母が話をしていた。

彩ちゃんみたいに愛想がよくて…可愛かったら

母とあんな風に話せたかな?

って・・・今更遅いよね。

「おはよ~~」

2人にあいさつをすると彩ちゃんがパッと私を見る。

「おはようございます…メグさん」

姿勢を正し、まるで学校の先生にでも挨拶するように言うもんだから

私まで姿勢を正してしまう。

「お、おはようございます」

「あの…今日なんですけど…彩さんのお店に行ってみたいんですが…
行ってもいいですか?」

行ってもいいかって聞かれていいも悪いも…私にその権利はない。

「別にかまわないけど…」

ぎこちなく答えると彩ちゃんは喜んで再び椅子に座った。

「メグ、早く座ってごはん食べないと…」

母が私を促す。

「・・・うん」

改まって聞くっていうのは何か目的があるのか?

少しの不安を抱えながら急いでご飯の食べ家を出た。
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