やりなおしちゃってもいいんですか?
もしかしてあたしを助けてくれた?!

すると店長の頬がまた赤くなる。

「そうなんですよね~お話はとても素敵だからなんですけど…」

私がチラリと浩二の方を見ると口角を上げる。

「店長さん、何とかならないですか?僕からもお願いします」

浩二のお願いに店長はさらに頬を赤くさせる。

「杉谷さんにそんなこと言われたら~だめだとはいえないじゃないですか~」

イケメン効果絶大すぎない?

ていうかやっぱり店長、浩二の事…狙ってる?

って今はそんな場合じゃ。

「って事は…店長~」

「わかったわ。教室は貸してあげてもいいわ。だけど…講座の変更はできないから
使用できるのは営業後よ。もちろん、田嶋さんがお客様につくことそれが条件」

あ~~私と話すときと浩二に話す態度が全く違う~~ってそんなのどうでもいい。

「わかりました。ありがとうございます店長。でも上野様にお話しします」

私は思いっきり一礼すると早速今の事を上野さんに話した。
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