やりなおしちゃってもいいんですか?
片付けもみんなで終わらせると時計は22時を少し過ぎていた。

「みなさんお疲れ様です。明日にはキャンドルも固まって
モールドから取り出せますのでまた明日お願いします」

私が挨拶すると自然と拍手があがる。

すると店のドアが開く。

「まだいた~!」

店に来たのは浩二だった。

急いできたのか肩で息をしている。

「どうしたの?」

私が駆け寄ると手に持っていた紙袋を私に差し出す。

中にはプリンが入っている。

「差し入れ。もっと早く来ようと思ったんだけどミーティングが長引いちゃって・・・
もう終わった?」

教室の方をみた浩二は作業が終わってることがわかり

ガクッと肩を落とす。

「ううん。ありがとう~めちゃくちゃうれしいよ」

私はお礼をいうと教室にいつみんなに差し入れのプリンを渡す。

みんなすごく喜んでプリンを食べてから店を出た。
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