やりなおしちゃってもいいんですか?
私は閉店作業にとりかかる事にした。
レジで売上金を袋に入れた後、
店内にディスプレイされているアロマポットなどの
電源をオフにし、店の外に置いてある販売用のハーブ苗や
雑貨類をしまうため店内に入れていた。
すると、しゃがんで片付けをしている私の前に人が立ち止まっていた。
膝から下しか見えないがスーツ姿の男性だった。
時々、閉店間際に駆け込むようにやってくる男性客がいるが、
生憎今日はレジも締めてしまったためお買い物は出来ない。
お詫びをしようと立ち上がってその客を見たその瞬間目が点になる。
私の目の前にいるのはなんと浩二だったのだ。
昨日のラフな服装とは打って変わって
細身のスーツ姿に私はゴクリとつばを飲込んだ。
かっこよすぎるんですけど・・・・
いやいや、そんなこと考えている場合じゃない。
「なんでいるの?」
浩二は呆れた表情で私を見る。
「それはこっちのセリフだ。お前、ここで働いてんの?」
ダメだ、浩二を見るだけで心拍数があがる。
「そ、そうよ。っていうか私の質問に答えてよ」
私は浩二の目を合わせないように言う。
「俺の勤務先はあのビルの中。で、俺は帰る途中で
お前を見かけたから立ち止まった」
浩二は呆れた顔のまま会社のある方を指さし淡々と答えた。
レジで売上金を袋に入れた後、
店内にディスプレイされているアロマポットなどの
電源をオフにし、店の外に置いてある販売用のハーブ苗や
雑貨類をしまうため店内に入れていた。
すると、しゃがんで片付けをしている私の前に人が立ち止まっていた。
膝から下しか見えないがスーツ姿の男性だった。
時々、閉店間際に駆け込むようにやってくる男性客がいるが、
生憎今日はレジも締めてしまったためお買い物は出来ない。
お詫びをしようと立ち上がってその客を見たその瞬間目が点になる。
私の目の前にいるのはなんと浩二だったのだ。
昨日のラフな服装とは打って変わって
細身のスーツ姿に私はゴクリとつばを飲込んだ。
かっこよすぎるんですけど・・・・
いやいや、そんなこと考えている場合じゃない。
「なんでいるの?」
浩二は呆れた表情で私を見る。
「それはこっちのセリフだ。お前、ここで働いてんの?」
ダメだ、浩二を見るだけで心拍数があがる。
「そ、そうよ。っていうか私の質問に答えてよ」
私は浩二の目を合わせないように言う。
「俺の勤務先はあのビルの中。で、俺は帰る途中で
お前を見かけたから立ち止まった」
浩二は呆れた顔のまま会社のある方を指さし淡々と答えた。