やりなおしちゃってもいいんですか?
「悪いのは私も同じ。浩二より友達の言葉を信じた私が悪いの。
私こそ何様って感じよね・・・」
別れたときからずっと引っかかっててちょくちょく夢にまで出てきたのは
やっぱり私自身も謝りたかったからなのかもしれない。
そして今が謝れる唯一のチャンスだ。
これで謝ったら同じ夢を見ることもなくなるだろうし、気持ちをリセットして
訪れるであろう新たな出会いと恋に前向きになれるかもしれない。
私は浩二の目を見てあの時の事を謝ろうと口を開きかけたその時だった。
「じゃあ・・・復縁って事で・・・また付き合おうぜ」
浩二が満足げに口角を上げ微笑む。
だが私は浩二が酔っ払って訳のわからないことを言い出したのかと首を傾げる。
「は?」
浩二は私の反応に呆れた様子で眉間にしわを寄せ、身を乗り出すように顔を近づけてきた。
「は?じゃねーよ。さっき後輩の前でも言っただろ?俺が好きなのはメグだけだから
メグ以外の人と付き合うつもりはない。この再会はもう宿命なのだから俺と付き合え!」
なぜこの流れで復縁になるの?
確かにあの頃は大好きだった。
だけど別れて5年以上も経っているし浩二が知っているあの頃の私じゃなくなってる。
私はだって浩二の事など何も知らない。
それなのに『付き合え』ってほぼほぼ命令じゃない。
「い、いやよ!」
私こそ何様って感じよね・・・」
別れたときからずっと引っかかっててちょくちょく夢にまで出てきたのは
やっぱり私自身も謝りたかったからなのかもしれない。
そして今が謝れる唯一のチャンスだ。
これで謝ったら同じ夢を見ることもなくなるだろうし、気持ちをリセットして
訪れるであろう新たな出会いと恋に前向きになれるかもしれない。
私は浩二の目を見てあの時の事を謝ろうと口を開きかけたその時だった。
「じゃあ・・・復縁って事で・・・また付き合おうぜ」
浩二が満足げに口角を上げ微笑む。
だが私は浩二が酔っ払って訳のわからないことを言い出したのかと首を傾げる。
「は?」
浩二は私の反応に呆れた様子で眉間にしわを寄せ、身を乗り出すように顔を近づけてきた。
「は?じゃねーよ。さっき後輩の前でも言っただろ?俺が好きなのはメグだけだから
メグ以外の人と付き合うつもりはない。この再会はもう宿命なのだから俺と付き合え!」
なぜこの流れで復縁になるの?
確かにあの頃は大好きだった。
だけど別れて5年以上も経っているし浩二が知っているあの頃の私じゃなくなってる。
私はだって浩二の事など何も知らない。
それなのに『付き合え』ってほぼほぼ命令じゃない。
「い、いやよ!」