やりなおしちゃってもいいんですか?
そして身体も軽くなった私はネコの足跡のついた
フローリングを見てクスッと笑った。
「私を逆上せさせた犯人の足跡・・・可愛すぎるんですけど・・・」
浩二はネコの足跡の前でしゃがむ。
「お前の事はちょっと憎らしいけど・・・
メグが真っ先に俺に助けを求めてくれたから・・・許す」
ネコの足跡なのにまるでネコに話しかけてるみたいに言うもんだから
何も言い返せなかった。
だって怖くてどうしようって思ったとき浩二しか思い浮かばなかったから・・・
私はネコの足跡をぞうきんで
拭いている浩二の背中をじっと見ていた。
不思議だな・・・
8年前に別れた時こんな未来を誰が予想していただろう。
二度と会うことなどないと思っていたのに
それがある日突然再会して今私の前でしゃがんでフローリング拭いている。
「これでよしっ・・・さてと-」
浩二が立ち上がると私をちらりと見る。
もしかして帰っちゃう?
でもそうよね。私の体調も落ち着き床まで掃除してくれて…
これ以上浩二に迷惑を掛けられない。
「ありがとう。もう大丈夫だから」って言いたいのになかなか言えない。
だってそれを言ったら浩二は帰ってしまう。
引き留めたいという思いと復縁を渋っているのに都合よく
お願いをするのは私の我が儘だとか
もういろんな思いが入り交じってなんと言えばいいの?
フローリングを見てクスッと笑った。
「私を逆上せさせた犯人の足跡・・・可愛すぎるんですけど・・・」
浩二はネコの足跡の前でしゃがむ。
「お前の事はちょっと憎らしいけど・・・
メグが真っ先に俺に助けを求めてくれたから・・・許す」
ネコの足跡なのにまるでネコに話しかけてるみたいに言うもんだから
何も言い返せなかった。
だって怖くてどうしようって思ったとき浩二しか思い浮かばなかったから・・・
私はネコの足跡をぞうきんで
拭いている浩二の背中をじっと見ていた。
不思議だな・・・
8年前に別れた時こんな未来を誰が予想していただろう。
二度と会うことなどないと思っていたのに
それがある日突然再会して今私の前でしゃがんでフローリング拭いている。
「これでよしっ・・・さてと-」
浩二が立ち上がると私をちらりと見る。
もしかして帰っちゃう?
でもそうよね。私の体調も落ち着き床まで掃除してくれて…
これ以上浩二に迷惑を掛けられない。
「ありがとう。もう大丈夫だから」って言いたいのになかなか言えない。
だってそれを言ったら浩二は帰ってしまう。
引き留めたいという思いと復縁を渋っているのに都合よく
お願いをするのは私の我が儘だとか
もういろんな思いが入り交じってなんと言えばいいの?