届け!私の想い。
しょんぼりした顔で先生のところに戻る。
「教科書ないの?」
「う、うん」
やばい、恥ずかしい。
ほんとにマスク付けてて良かった。
こんな真っ赤な顔見られなくてすんだ。
良かった。
「これじゃない?」
先生が教科書を私に差し出す。
名前が見えるようにちゃんとこっちに
向けてくれてる。
優しいな、こんな時でも。
こっちは、ドキドキしてるだけなのに。
「あ、ホントだ。ありがとうごさいます。」
「いえいえ。早く、行こうか。」
行きたくないです。ここにいたい。
「は、はい。」
私が教室から出ると先生は、鍵を閉めた。
「すいませんでした。」
「いいよ。じゃあ、美術頑張ってね!」
「はい!!」
うわー、やめてくれー。
そんな笑顔で言わないで!
「ありがとう、先生。」
「教科書ないの?」
「う、うん」
やばい、恥ずかしい。
ほんとにマスク付けてて良かった。
こんな真っ赤な顔見られなくてすんだ。
良かった。
「これじゃない?」
先生が教科書を私に差し出す。
名前が見えるようにちゃんとこっちに
向けてくれてる。
優しいな、こんな時でも。
こっちは、ドキドキしてるだけなのに。
「あ、ホントだ。ありがとうごさいます。」
「いえいえ。早く、行こうか。」
行きたくないです。ここにいたい。
「は、はい。」
私が教室から出ると先生は、鍵を閉めた。
「すいませんでした。」
「いいよ。じゃあ、美術頑張ってね!」
「はい!!」
うわー、やめてくれー。
そんな笑顔で言わないで!
「ありがとう、先生。」