恋がしたい
少し進展?
「今日はごめんね?びっくりしたよね?」
飯島さんが運転しながら聞いてきた。
「はい、びっくりしました。本当は断るつもりだったんです、人見知りで初対面の人とは喋れないから。でも飯島さんで良かったです。」
「そう言って貰えると嬉しいな。」
そのうち車がとまった
赤城山の中腹に車がとめられる所があり、何台か車がとまっていた。
エンジンを切り、外に行こうとシートベルトを外すと、腕を掴まれた。
どうしたのかと、飯島さんの方を見ると真剣な顔で聞かれた
「あのさ、何でイベント出なくなったの?」
(確信キター!)
「·····」
何も言わないでいると
「違ってたら怒らないでほしいんだけど、最後のイベントの時に様子が変だったよね」
凄い···当たってるよー!!
確信を持って話してる感じだよね
「あっ、あの」
腕を掴まれてる所が熱くて心臓がバクバクいってるがなんとか答える
「イベントに出なくなったのは、仕事が忙しくて」
「本当に?」
飯島さんは体をこちらに近づけ、私の顔を見ながら確認してくる
「うっ、はい···」
(距離がー!!!!)
「俺、凄く寂しかったんだよ。イベント出ないって聞いて」
「ス、スイマセン」
その時、飯島さんが掴んでる手を放し、私の右手に手を添えてきた
(うわぁー)
「最後のイベントの時に俺、女の人と一緒にいたでしょう?
楓さんが俺の恋人と勘違いしてイベント出なくなったのかなーなんて
やっぱり俺の勘違いかな」
(エスパー?エスパーなの??私の思考なんてバレバレなの?)
私が驚いた表情のまま止まっていると、飯島さんは更に追い討ちをかけてきた!
「なんで俺がそう思ったかというと、一緒にいたのは姉さんなんだ。」
「え?」
ようやく顔をあげると目の前に飯島さんの顔がすぐ近くにあり、顔を真っ赤にして体を引こうとするが手を握られていて動けなかった。
飯島さんはいい笑顔でその様子を楽しそうに見てるし
(くそぅ反応楽しんでる絶対!!!)
「姉さんが教えてくれたんだ。様子が変だったし、勘違いしちゃったんじゃない?って」
「ち、ちが、います····」
小さい声で反撃してみるが、顔は真っ赤だし、手は震えてるしで全く説得力なかった
「違うの?そうだったら俺は嬉しいのに」
(えっ?)
「俺は楓さん可愛くて好きだよ。会社の子がストラップ持ってて、どこで買ったか聞いてそれからイベントに行くようになったんだよ。一人で作ってるなんて凄いよね。」
(今、すきって言った?)
「こちらこそ毎回通って貰って差し入れとか手伝って貰ったり、本当に感謝してます」
「じゃあ、またイベント出てくれる?ファンの一人としてお願い!」
飯島さんは私から手を放してお願いのポーズをした。
そのしぐさが可愛くつい笑ってしまった。
「はい」
(ファンだって!うれしー)
「あのさ、こっからが本番なんだけど、俺と付き合ってくれませんか?」
「ふぇ?」
付き合うって?まさか告白されてる!!!?
「あ、あの、私こんなに太ってるし」
「そう?ちょうどいいんじゃない?」
気にならないよ?と言ってくれた
「あんまり話上手じゃないし」
「俺がカバーするから大丈夫!」
「あ、あの····」
「俺の事嫌い?」
不安そうに聞いてくるから慌てて言い返す
「嫌いじゃない、すっ、好きです!」
あっ!って思った時にはすっっっごくいい笑顔で
「じゃあ、いいよね?」
と顔を近づけて確認してきた。
見られてるのが恥ずかしくてうつむきながら言った
「あの、まだ飯島さんの事よく知らないし、男の人には慣れてなくて。だから友達からでいいですか?」
飯島さんは他の男の人よりは普通に喋れるけど、自分に自信がない私は本当に自分でいいのか、そんなことを考えてしまった。
「うん、そうだね。これからゆっくり知ってもらえればいいか」
なんとか納得してくれたようだ
「じゃあ、友達からよろしく」
「はい、よろしくお願いします」
笑顔で頷き合う
「家も近いし、頻繁に会えるね」
「/////はぃ」
飯島さんはやさしいだけじゃなかった。
意地悪だった
飯島さんが運転しながら聞いてきた。
「はい、びっくりしました。本当は断るつもりだったんです、人見知りで初対面の人とは喋れないから。でも飯島さんで良かったです。」
「そう言って貰えると嬉しいな。」
そのうち車がとまった
赤城山の中腹に車がとめられる所があり、何台か車がとまっていた。
エンジンを切り、外に行こうとシートベルトを外すと、腕を掴まれた。
どうしたのかと、飯島さんの方を見ると真剣な顔で聞かれた
「あのさ、何でイベント出なくなったの?」
(確信キター!)
「·····」
何も言わないでいると
「違ってたら怒らないでほしいんだけど、最後のイベントの時に様子が変だったよね」
凄い···当たってるよー!!
確信を持って話してる感じだよね
「あっ、あの」
腕を掴まれてる所が熱くて心臓がバクバクいってるがなんとか答える
「イベントに出なくなったのは、仕事が忙しくて」
「本当に?」
飯島さんは体をこちらに近づけ、私の顔を見ながら確認してくる
「うっ、はい···」
(距離がー!!!!)
「俺、凄く寂しかったんだよ。イベント出ないって聞いて」
「ス、スイマセン」
その時、飯島さんが掴んでる手を放し、私の右手に手を添えてきた
(うわぁー)
「最後のイベントの時に俺、女の人と一緒にいたでしょう?
楓さんが俺の恋人と勘違いしてイベント出なくなったのかなーなんて
やっぱり俺の勘違いかな」
(エスパー?エスパーなの??私の思考なんてバレバレなの?)
私が驚いた表情のまま止まっていると、飯島さんは更に追い討ちをかけてきた!
「なんで俺がそう思ったかというと、一緒にいたのは姉さんなんだ。」
「え?」
ようやく顔をあげると目の前に飯島さんの顔がすぐ近くにあり、顔を真っ赤にして体を引こうとするが手を握られていて動けなかった。
飯島さんはいい笑顔でその様子を楽しそうに見てるし
(くそぅ反応楽しんでる絶対!!!)
「姉さんが教えてくれたんだ。様子が変だったし、勘違いしちゃったんじゃない?って」
「ち、ちが、います····」
小さい声で反撃してみるが、顔は真っ赤だし、手は震えてるしで全く説得力なかった
「違うの?そうだったら俺は嬉しいのに」
(えっ?)
「俺は楓さん可愛くて好きだよ。会社の子がストラップ持ってて、どこで買ったか聞いてそれからイベントに行くようになったんだよ。一人で作ってるなんて凄いよね。」
(今、すきって言った?)
「こちらこそ毎回通って貰って差し入れとか手伝って貰ったり、本当に感謝してます」
「じゃあ、またイベント出てくれる?ファンの一人としてお願い!」
飯島さんは私から手を放してお願いのポーズをした。
そのしぐさが可愛くつい笑ってしまった。
「はい」
(ファンだって!うれしー)
「あのさ、こっからが本番なんだけど、俺と付き合ってくれませんか?」
「ふぇ?」
付き合うって?まさか告白されてる!!!?
「あ、あの、私こんなに太ってるし」
「そう?ちょうどいいんじゃない?」
気にならないよ?と言ってくれた
「あんまり話上手じゃないし」
「俺がカバーするから大丈夫!」
「あ、あの····」
「俺の事嫌い?」
不安そうに聞いてくるから慌てて言い返す
「嫌いじゃない、すっ、好きです!」
あっ!って思った時にはすっっっごくいい笑顔で
「じゃあ、いいよね?」
と顔を近づけて確認してきた。
見られてるのが恥ずかしくてうつむきながら言った
「あの、まだ飯島さんの事よく知らないし、男の人には慣れてなくて。だから友達からでいいですか?」
飯島さんは他の男の人よりは普通に喋れるけど、自分に自信がない私は本当に自分でいいのか、そんなことを考えてしまった。
「うん、そうだね。これからゆっくり知ってもらえればいいか」
なんとか納得してくれたようだ
「じゃあ、友達からよろしく」
「はい、よろしくお願いします」
笑顔で頷き合う
「家も近いし、頻繁に会えるね」
「/////はぃ」
飯島さんはやさしいだけじゃなかった。
意地悪だった