透明な毎日だった。
光くんへ

意味なんて、求めちゃダメなのかもしれない。

意味は、生きた時に自然とついてくるものだったんだよ。

ありがとう。

私の分まで生きて、たくさん幸せになってね。

もう、会えないね。

でも大丈夫。

私はいるよ。きっといつも隣に。

死ぬときってさ、怖くないんだよ。

でもね、心の中で1番後悔する事が浮かぶんだ。イジワルだよね。

私はね、もっと大切にしなきゃいけなかった自分の気持ちと最愛の人の顔が浮かんだの。

それは────────


< 17 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop