rainy day-きみとの出逢い


「まずゲーセン行こう!」


千夏は誠太に手を引かれ、ちょっと早いペースでゲーセンに向かう。

ゲーセンに着けば、プリ撮ったりUFOキャッチャーやったり…。

とにかく楽しい時間はすぐに過ぎる。


「く、あーっ。遊んだ遊んだ~」

「誠太、これから帰るんでしょ?時間…大丈夫?」


誠太は、少し都会から遠いところに住んでいる。

だから遊ぶ時間もないし、機会も出来ないのだった。


「大丈夫だよ、千夏は心配しなくて。な?」

「うん‥じゃあ、バイバイ」







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