あずゆづ。2

「な、なんでましゅまろがこんなところに…っ!!?」

「おせーよ!!!」


マシュマロを持つ手がガタガタと震え、ゆづくんを見れば。

ゆづくんはソファに座ってそっぽを向いた。


「……ゆづくん…」


も、もしかして私のために…!?


「ゆづくんっ!!!!」


ぶわああっと涙を流しながらゆづくんに抱きつく。


「んだよ暑苦しいっ!!!」

「いやあああ好き~!!

私のためにありがとおおっ」


「勘違いすんなたまたま入ってただけだろアホ!!」


「それでも好き~!!!」


すりすりとゆづくんのほっぺに自分のほっぺをこすりつけると。


「てめえは早よ風呂にでも入れ!!!」


首根っこをつかまれそのままぽーいとお風呂場に投げられてしまったのだった。



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