あずゆづ。2

確認すれば、変わらぬ表情でぐっすり眠っているゆづくん。


私はそんなゆづくんの背中や腕をちょんちょんと触る。

しかし……起きない。


この状況になんだかおかしくなった私は

声を押し殺して笑っていた。


「………」


私は、ゆづくんの背中に指を滑らせた。


「……」












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