あずゆづ。2

「……っ」


両手は、ゆづくんによって手首をつかまれ拘束され。

かつあまりのかっこよさに体が動かず。


ろくに抵抗もできずにいた。


「…ゆづくん……」

「てめーみたいなアホの面倒見れる奴、俺しかいねえ」

「な!!」


ちょっと!!

いい雰囲気台無し!!!!!泣


「ゆ、ゆづくんみたいな口の悪い人の恋人できるのも、

私しかいないよ!?」


負けじと言い返せば、ゆづくんはにたりと笑う。


「言うじゃん」

「言うよ!!」


くわっと口を開けて言い返せば。



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