あずゆづ。2
番 外 編
「お願いします!!!」
私は、目の前で眉間にしわを寄せ
いかにも機嫌の悪そうな彼に向かって勢いよく…
そりゃあもう床に頭が着くくらいに下げる。
「…お願いします!!!!」
返答がなく、再度声を張り上げる。
しかし、目の前の人…ゆづくんは。
「ふざっけんな!!!」
と、当然のことながらくわっと牙をむいて一蹴したのでした。
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