あずゆづ。2

「その……なんだ…」


手の甲で口元を隠しながら。


「……お疲れさん」


優しく呟いたゆづくん。



「……っ」



きゅうっと胸が締め付けられて。



「だいすき…!!!」



こうして、怒濤の私のバイト生活は無事に終了。

お母さんへの誕生日プレゼントも、

ゆづくんと一緒に選んで買いました。


お母さんもすごく喜んでくれて、めでたしめでたし。



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