あずゆづ。2
振り回し
ガラリと、いつも通り荒々しく足で教室のドアを開けたゆづくん。
「お、ゆづにあずちゃん!!はよー!!」
私たちの姿を見るやいなや、
元気に挨拶をしてくれたのは岡本 秋くん。
ゆづくんのお友達です。
「いやあ、お二人さん相変わらず仲良しだねえ」
そう言って少し憎らしげに横目で話しかけてきたのは雫石 ひより。
黒髪のロングで、さらさらストテートヘアの超美人さん。
私の親友であります。
「えへへ~、ラブラブなんですよ」
ひよりの言葉に照れた私は、
くねくねと体をよじらせて笑った。
「バカなこと言ってねえでさっさと自分の席に行けカス」
「かす……」
おかしいな
さっきまで名前で呼んでくれていたはずなのに。
しょぼんと肩を落として、ゆづくんに言われたとおり自分の席について鞄を置いたとき。
「お、ゆづにあずちゃん!!はよー!!」
私たちの姿を見るやいなや、
元気に挨拶をしてくれたのは岡本 秋くん。
ゆづくんのお友達です。
「いやあ、お二人さん相変わらず仲良しだねえ」
そう言って少し憎らしげに横目で話しかけてきたのは雫石 ひより。
黒髪のロングで、さらさらストテートヘアの超美人さん。
私の親友であります。
「えへへ~、ラブラブなんですよ」
ひよりの言葉に照れた私は、
くねくねと体をよじらせて笑った。
「バカなこと言ってねえでさっさと自分の席に行けカス」
「かす……」
おかしいな
さっきまで名前で呼んでくれていたはずなのに。
しょぼんと肩を落として、ゆづくんに言われたとおり自分の席について鞄を置いたとき。