あずゆづ。2

俺はドアの鍵を開けて廊下に出る。


「っ!?」


床には、大量のプリントが散らばっていた。

おそらくあのバカが動揺して落としたんだろう。


「…っ、どこ行ったんだよあのバカ…!!!


俺はアイツが行きそうな場所を考えた。

ない頭フル回転させて。


……そして一番最初に思いついた場所。


そこへ向かって一気にかけだした。



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