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カバンも赤にしよう。
そこで、私が着ていたジャージが朱雀のものに気がついた。

「うっわぁ………。」

クローゼットについている全身が映る大きな鏡には、キスマークだらけの体の自分が映っていた。

「相変わらず、ここまでくると狂気ね。」

-コンコン

「葵、はいるよ。」

「はい。」

「ごめん、服とらせて。
あと、荷物、俺が持つから渡してね。」

「はいはい。」

私はカバン持たなくてよくなったみたいね。
リュック、赤にするんだ。
相変わらず、気が合うね。
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